フランスの水は飲むことはできますが、石灰分を多く含む硬水なので、住み始めてすぐの頃は日本の軟水に慣れている私の髪はギシギシになっていました。
フランスに留学や仕事、国際結婚で住む事になった人の中には、同じ様な悩みを抱えている人がたくさんいるのではないでしょうか?
しかし、フランスで日常的に使える「使い心地の良いシャンプー」を見つけることができ、今では日本にいた頃より髪質がよくなったので、今回は使ってみてよかった&フランス人女性に人気のおすすめのシャンプー5選を紹介します。
Klorane(クロラン)
フランスで定番の人気ヘアケアブランドです。
その人気の秘密は、植物由来の天然成分を使った様々な髪の悩みへのアプローチです。18種類あるシャンプーは、18種類の髪の問題専用に作られており、自分の髪の悩みにぴったりものを探すことができます。
私は髪が太くて硬く、パサつきが気になっていたため、乾いた髪に栄養と潤いを与えてくれるマンゴーバター配合のシャンプーを使ったところ、ボリュームが抑えられ手触りもよくなりました。
正直日本人には日本のシャンプーが一番合うという固定観念があったため、この使いこごちの良さには驚きました。
他にも、3歳から使える地肌に優しいシャンプー、ビタミンbが配合され髪の成長を助けるシャンプーなど、使う人に合わせた商品展開をしているのであらゆる種類の髪の悩みを解決できるでしょう。
また、一度使ってみて欲しいのがKloraneのドライシャンプーです。オート麦のミルクエキスでm髪を柔らかくし、2日目の髪が蘇ります。
Leonor Greyl(レオノールグレユ)
オイルが有名なブランドですが、シャンプーも人気があります。
日本では伊勢丹などで販売されているちょっとお高めのブランドですが、Leonor Greylのシャンプーを使ったら長年の悩みだった頭皮のかゆみが全くなくなったという口コミがたくさんあるほど、髪と地肌に良いヘアケア用品を扱っています。
Leonor Greylは、「オーガニック」が話題になるずっと前から、植物や天然成分から製品を生み出した最初のヘアケアブランドの1つであり、その配合には、シリコーン、コールタール、パラベン、ナトリウムラウレス(発泡剤)が含まれていません。そしてこれらは、すべてパリの研究所で培われた専門知識を活用しています。
一番人気のL'Huile de Leonor Greylトリートメント(天然オイルのブレンド)は、乾燥して傷んだ髪を根元から毛先までほぐし、修復し、柔らかくしてくれます。
Leonor Greylの製品は家族で普段使いするにはコスパが悪すぎますが、自分だけのため、一回の美容院代を節約するという目的ではとても良いと思います。たまには自宅で豪華なヘアケアをしてみましょう。
René Furterer(ルネフルトレール)
日本では美容室でよく使われるブランドです。
René Furtererはフランスの最高のベストセラーの1つであり続けています。ラインナップ全体は、天然エッセンシャルオイルをベースにしており、植物ベースの栄養素と最新の医薬品成分を組み合わせて、強くて光沢のある髪を構築することを目指しています。
ここのシャンプーは美容業界で知らない人はいません。これも少し高めの値段設定ですが日本の販売店で買うともっと高いです。
スカルプトリートメントにはオレンジとラベンダーのエッセンシャルオイルが配合されており、循環を促進し、頭皮にエネルギーを与え、髪のコシを強化します。
L’OCCITANE(ロクシタン)
ハンドクリームなどのスキンケア商品が有名なロクシタンですが、実はシャンプーも髪の悩みに合わせて選べるほど豊富に商品展開しているんです。
まとまりが気になる髪に潤いを与えてくれるものや、パーマやカラーで傷んだ髪の補修してくれるもの、ボリュームアップできるシャンプーなど、効果も様々で、植物由来のオーガニック成分が、髪の芯までしっかり届き理想の髪に近づけます。
含まれる成分はシャンプーの種類によって異なりますが、いずれも天然由来成分をベースに作られ、肌荒れを起こしやすいアレルギー体質の方も使いやすく、香りもとても良いので贈り物にもぴったりです。
WELEDA
1921年から続く、スイス生まれの歴史あるオーガニックコスメブランドで、SNSでは妊娠線を予防するためのボディオイルやマッサージオイルが有名ですね。
植物由来の成分にとことんこだわった、ボディーオイル、フェイスケア、ヘルスケア、ギフト等を幅広く取り扱っており、赤ちゃんから大人の方まで使用できる人気のブランドです。
得にヘアケア用品はフランスの大人の女性から絶大な支持を集めており、乾燥や摩擦によるダメージを補修します。
WELEDAのオイルを使ったことがある方ならわかると思いますが、あのしっとりとした感じで髪もうまくまとまります。枝毛や切れ毛が気になる方におすすめ。
まとめ
そのため洗い流さなくてもいいドライシャンプーを使う人は多いですが、私はできれば毎日頭を洗いたいので、自分に合うシャンプーに出会うまでは大変でした。
安いシャンプーはどこにでもありますが、頻繁な買い物でもないので、少し高くても自分の髪の悩みに合うシャンプーを使った方がいいです。髪の毛は、バサバサしていると疲れた生活感が出ますよね。身だしなみの1つとしても髪の毛の艶やかな髪はとても大事な要素。
フランスの硬水でも髪質の改善が見られたので、日本の軟水ならなおさらではないかと思います。是非一度使ってみてください!