Twitterで毎日投稿してた1P漫画をKindle本にして収益化してみた

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2020年末ころから日記のような感じでTwitterにほぼ毎日1ページ漫画を投稿していました。

総投稿数は2022年4月現在200を超え、過去のものを辿りづらくなってきたのでKindleインディーズマンガとしてまとめてみることにしました。

以前はコミチというマンガプラットフォームを使っていたのですが、同じ無料マンガプラットフォームでも「Kindleインディーズマンガだと誰でも収益化できる」という情報を得たので試してみました!

Kindleインディーズマンガってなに?

2018年からスタートしたアマゾンが提供するWEBマンガのプラットフォームです。キャリアに関わらずあらゆる人が自分のマンガを無料で簡単に自主出版することができます。アマゾンが提供するサービスだけあってその影響力は大きく、何百万もの人にダウンロードされる機会があります。

また、2018年7月よりインディーズ無料マンガ基金を通し、日本全国のマンガ家を支援しており、2019年度には総額6,750万円が分配されました。インディーズ無料マンガ基金に登録するとその分配金を収入として得ることができます。ファンを増やして作品の人気度が高くなると、より多くの分配金を得られるチャンスが生まれます。この基金からの分配金は、インディーズマンガの著者に対して毎月支払われます。 2019年5月15日の時点で、500 人以上の著者が基金からの分配金を得ており、そのうち 70% 以上の著者は登録してから毎月収入を得ているそうです。

実際に読んでみる(インターネットブラウザからすぐ読むことができます。)

無料マンガを出版するには

KDP アカウントを設定する

無料マンガ(電子書籍)を出版するには、kdp.amazon.co.jp で KDP(Kindle Direct Publishing)アカウントを設定する必要があります。

無料マンガ(電子書籍)のシリーズを作成する

アカウントを設定したら、「本棚」に移動して、 シリーズを作成します。シリーズとは、個別のエピソードをまとめたものです。通常、シリーズは複数のエピソードで構成されますが、1 つのエピソードのみで出版することもできます。

無料マンガ(電子書籍)のエピソードを作成する

シリーズを設定した後、シリーズに関連付けるエピソードを作成します。エピソードは、シリーズを構成する個別の単位です。

詳細はこちら

エピソード(マンガ原稿)をアップロードする時の注意

MOBI形式に変換するために「Kindle comic creator」というアプリをダウンロードする必要があります。

自分のマンガ画像を全て選択し、取り込んだファイルからページが作られていくのですが、ファイルの名前に関わらず並んでいる順番でページが取り込まれていくので要注意です。Kindle comic creator内でも並び替えできますが、ページ数が多い場合結構めんどくさいので、最初に画像を取り込むときにファイルの表示順をページ順にしておくことをおすすめします。

アプリ内で追加したページはプレビューでこのように表示されてしまいます。

なので、最初から全て揃った順番通りの画像ファイルを取り込む必要があるのです。

ちなみにKindle comic creatorでページ数やテキストの入力などはできません。できればいいのに。

Kindle comic creatorのダウンロードページには「出版前に本をプレビューするには、Kindle Previewer を使用することをお勧めします。」とありますが、Kindle comic creatorで並び替えたものがPleviewerで違うように表示されたり、少し使いづらかったです。エピソードを編集する時にオンラインで確認できるプレビューもあるのでダウンロードしなくてもよかったかも。

初めてのKindleインディーズマンガの出版ということもあり、最初は手こずりましたが、操作自体はシンプルでわかりやすいので二冊目以降はもっと簡単に作れそうです。

実際にいくら稼げるのか

ダウンロード数(注文数)に応じて分配金が支払われるそうですが、実際いくらもらえるのか?

2月分の分配金のお知らせは3月31日に届きました。注文数は都度更新されますが、それ以外の情報はだいぶ経ってから見れるようになるみたいです。

私が2月1日に出版した「ガイックと過ごすフランスの1ページ」は2月の総ダウンロード数が7,335で分配金はサラリーマンの月収くらいでした!

「こんなにもらえるの?!」が正直な感想です。

もちろんランキング上位の漫画家さんたちは毎月うはうはだろうな...

読者は無料で読めて、作者に分配金として還元されるこの素晴らしい仕組みを世に出してくれたアマゾンに感謝です。

さらに、2019年10月10日から2020年1月7日の間、日本在住者を対象に「第1回Kindleインディーズマンガ大賞」のコンテストが開催されました。ジャンル、プロ・アマチュアに問わず、作品数やページ数にも制限を設けずに作品が募集され、大賞には200万円、優秀賞には100万円がそれぞれ進呈されました。

しかし、このコンテスト第2回はまだ開催されていないようです。(毎年ではない?)人気のマンガ家になると分配金だけでなくプラスアルファの嬉しい報酬もありそうですね。

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