ワークングホリデービザでオーストラリア、フランスに滞在していた私ですが、できることなら働きたくない。

ワーキングなんてしたくない。ホリデーだけしてたい。あと1日10万円ほしい。
という強い想いのもと、2016年から現在までこつこつとLINEスタンプクリエイター「しばひろ」としてLINEスタンプで稼ぎ続けています。
しかし、稼げる副業として紹介されるLINEスタンプですが、最近はどうも人気が落ちているようです。
今回は2021年になっても稼げる、副業になるLINEスタンプの作り方を解説します。
2021年でもLINEスタンプは稼げるのか?
LINEスタンプの作成は、スマートフォン上で作って販売できるアプリ「LINE Creators Studio」(スタンプの売り上げに対する制作者への分配金はなし)や一般的な画像編集ソフトなどでもできます。8〜40個の画像を作成し、Webブラウザで「LINE Creators Market」にアップロード、審査を通ればリリースです。
LINE Creators Marketで申請、販売したスタンプは、制作者が35%の分配金を受け取れる仕組みとなっています。
結論から言うと、稼げますが額は小さくなってきています。
では以前はどうだったのか?2016年からスタンプを作り始めた私のLINEスタンプ経歴は以下のようになります。
2016年
会社を退職した私は、収入0、時間無限の状況の中、初めてのLINEスタンプをつくってみました。それがこちら。
当時ご当地LINEスタンプが流行っていたこともあり、地元の名産や観光地に特化にしたスタンプを当時飼っていた犬をモデルにして作りました。「売れる!」と思いましたが結果は惨敗。
めげずにすぐに2つ目のスタンプの制作にとりかかります。当時、名前スタンプが流行り始めた頃でしたが、自分の名前がなかったので私が使いたい自分の名前スタンプを作りました。
これが小あたりしたので、友人の名前もつくるようになりました。
2017年
オーストラリアにワーキングホリデーで滞在しながらもLINEスタンプを作り続けていました。
名前スタンプが売れるようになってから「自分の名前も作って欲しい」という要望を周りのひとからたくさんもらうようになり、これはビジネスにできるのではないかと考えた私は、LINEスタンプオーダーメイドをBASEで売り出すことにしました。
売り上げは右肩あがりで、TOP100クリエーターにもランクインしうはうはでした。
2018年
日本に戻り、オーダーに追われ忙しくしながらも、月に100万円以上稼げていたので十分楽しい日々を過ごしていました。
2019年
2年以上作り続けてきたLINEスタンプは他のクリエーターにキャラクターをパクられ、そのクリエーターたちがスタンプ量産を始めたので私のスタンプは全く以前に比べて全く稼げなくなってしまいました。
たまに「しばひろ」のスタンプ使ってるよ!と言われ全く別のクリエーターがパクったスタンプを見せられることがあります。悲しいです。
2021年の稼げるLINEスタンプの作り方
名前スタンプもしくはカスタムスタンプを作る
名前スタンプ、少額になってきていますがまだまだ稼げます。ヘタにかわいいキャラクターで無難なセリフをつけてどこにでもあるようなスタンプを作るよりかは全然稼げます。
最近は量産される名前スタンプ対策?として「カスタムスタンプ」なるものも現れて、自分で名前をカスタムしてスタンプを使えるようになりました。
しかし、カスタムした文字を中央寄りにできないので少ない文字数を入力した時は見た目が悪い、わざわざスタンプショップに行かなければ文字を変更できないのでめんどくさい、値段が高いなど、使い勝手は良くないように思います。これから改善されていくことを期待します。
でもカスタムしてから使うことに慣れてしまえばコスパはいいのかも?
白くて小さいキャラクター
人気スタンプランキングを見てみると、白くて小さいキャラクターが多いのがわかります。
白くて2~3頭身のものが人気になりやすいです。
ランキング上位には日常使いできる無難なスタンプが多く見られますが、これが売れるのは人気クリエイターだけ。新参者は同じようなキャラクターでもニッチな分野を攻めましょう。
【裏技】パクっても実はバレない
あまりやって欲しくないですが、人気クリエイターのスタンプをパクれば確実に売れます。
クリエイターとしてのプライドがない人向けです。
LINE側でも審査の時に著作権を侵害していないか調べてますが、490 万セット以上あるスタンプの中にはキャラクターが似ているスタンプなんてたくさんあります。まして、セリフは文字なので、商標登録がされていない言葉に関しては使いたい放題です。
LINEの審査員がパクリを見逃してしまえば、そのパクられた著作権の持ち主本人だけが著作権侵害を訴えることができるので、外野が何を言っても売り上げがあれば作った人にお金が行きます。
そして、パクられた大抵のクリエイターは見逃すか、めんどくさくて無視してしまいます。
パクりがバレ、オリジナルの製作者に著作権侵害を訴えられてもLINE Corporationからスタンプの販売を停止されるだけで、それまでに売り上げた金額は没収されません。LINE側からのペナルティもないので、また次のスタンプを制作できます。
LINEスタンプはオワコン?
最近はGIPHYで無料のGIFやGIFステッカーをLINEでも使えるようになり、スタンプを買う時代は終わりを迎えつつあると思われました。しかし、LINE Corporationの2019年5月の発表によると、クリエイター数は年々増え、それに伴って発売されるスタンプの数も増えてきているようです。
しかし、私の体感としては年々稼げる額が減ってきています。
このクリエイター数、スタンプ数の増加はアプリやデバイスの進化によってLINEスタンプが作りやすくなってきているからで、大きく稼ごうと思ってスタンプを作るのはやはり難しいのだと思います。
パクリが横行している昨今のLINEスタンプマーケットを見る限り、LINEスタンプ業界も遅かれ早かれ終わりがくるでしょう。
それまでに稼げるだけ稼いでおいた方が良さそうです。
実際私はもうLINEスタンプを買うことはなく、無料で使えるGIPHYを利用してます。GIPHY のアプリをダウンロードして、スマホのキーボード設定からGIPHYを登録すれば簡単にLINEでも使えます。
GIPHYを使ってオリジナルのGIF、GIFステッカーを作る方法はこちら
絵を描くことを副業としたいのであれば、LINEスタンプよりもココナラでイラスト案件の受注やLINEスタンプの代理制作をしながら、知名度を上げていくのが一番おすすめです。
こっちの方が稼ぎやすいので「絵でお金を稼ぐ」という実感を得られます。
