コロナ禍でフランスから帰国、ビジタービザで再入国に挑戦

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2019年にワーキングホリデービザでフランスに来てからコロナに見舞われ、ビザが切れるぎりぎりになってからようやく帰国の準備が整い、2020年末に帰国できました。

コロナ禍でのフランス、日本間の行き来はとても大変だったので、この経験を私の備忘録として、そして誰かの役に立てばいいなと思いまとめます。

フランス出入国制限措置

現在は緩和されていますが、フランスの出入国制限措置が厳しかった2021年3月12日以前、長期滞査証とフランスの住所を持っていて、フランスで働く人、フランス人の家族がいる人と、フランスの大学に通う人だけが入国を許されていました。(他にも条件はありますが簡単にいうと)

しかも、在日フランス大使館が発行できるビザにも制限があります。

新型コロナウィルス感染症により2020年7月1日からのビザ申請は以下の種類に限定されています。

-          学生及びテスト生(短期及び長期)

-          3ヶ月以上長期滞在仕事のため

-          3ヶ月以上長期滞在同行家族

-          フランス再入国 (Visa de retour)

こちらに記載されている項目以外の申請は現在受け付け不可能であるため明記されている目的以外での渡仏をされたい方は既存の予約をキャンセルしていただく必要があります。なおワーキングホリデービザの申請は現在受け付けておりません。

Ambassade de France au Japon Section Consulaire- Bureau des Visasのメールより引用

 

実は帰国前にフランスでPACSを済ませ、在日フランス大使館にメールで問い合わせ、PACSを結んでいる場合はビジタービザの申請が可能であることを確認したので、日本にいる時はビジタービザ申請のための手続きに追われていました。

大使館のサイトではわかりづらかったのですが、上記の目的に沿っていればワーホリビザ以外は申請できるという意味らしいです。

2020年末フランスから帰国

日本行きのチケット、14日間滞在するためのホテルの予約、空港ホテル間のハイヤーの手配、出発72時間前までのPCR検査の陰性証明書を用意してようやく準備完了です。

海外からの帰国者は14日間公共交通機関が使えないので、空港ホテル間の移動はnearMeをおすすめします。

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通常は国際線の場合、出発の3時間前までに空港に到着できるよう行動しますが、人が極端に少なかったのでとてもスムーズに出国準備ができました。1時間前くらいに空港到着でも問題なさそうです。

トランジットのモスクワ空港に着いて驚いたのがこの光景。

 

空港の清掃員かと思ったら、この人たちは中国行きの飛行機に乗る中国人たちでした。みんな同じ防護服で誰が誰かわからなくなるのか、背中に大きくマジックで名前を書いている人もいました。

驚くと同時にそこまで徹底するのか〜と関心したのを覚えています。

羽田空港での水際対策

羽田に到着してすぐPCR検査を受けなければなりません。

仕切りのある一人分のスペースで梅干しやレモンの紙を見ながら、容器に唾液を溜め、検査結果が出るまで待ちます。

結果が陰性だとこのような紙をもらえます。

もっと時間がかかるかと思ったのですが、とってもスムーズで予約したハイヤーの到着時間まで暇を持て余したので、空港内を見てみると

トイレは事件でも起きたかのように立ち入り禁止だし

お店はほとんど閉まっていました。

セブンイレブンのおにぎりが美味しすぎて、ちょっと泣きました。

ビジタービザ取得

14日間の引きこもり期間中にビジタービザの申請準備に入ります。

大使館からビジタービザ申請のための必要書類の他に、パックスの証明書、フランス人パートナーからのお手紙及びその方のパスポートのコピーも必要になると言われていたのでそれらも準備します。

「パートナーからのお手紙」って何と思い、いろいろ調べてもわからなかったため大使館に問い合わせましたが、この件に関して返信は来ませんでした。よくわからないなりに、二人が今に至るまでの経緯、これからの人生のプランなどを書いてもらいました。

フランスから持ってくるのを忘れた必要な書類の原本が届くのを、フランス国内で3週間以上、日本へ発送されてから2週間以上待っていたので、全部揃うまでだいぶかかりました。

アポイントメントをとってようやくビザ申請!窓口の人は日本人で質疑応答もありませんでした。

あとはビザが発行されるのを待つだけ!

と思っていたら、

公証人の署名が入ったPACS証明書(原本)または、PACSが記載された出生証明書(原本)が必要とのこと。最初に言われなかった新しい必要書類が登場し、またフランスから書類が届くのを待つことに。

3週間後、書類を大使館に送ったところ、このようなメールが来ました。

コロナウイルスの拡大前にお相手のパートナー様と日本で一緒に暮らしていたことを証明できる書類をお送り下さい。

は?なんで最初から全部必要な書類まとめて教えてくれないの?なんで小出し?

しかも日本で一緒に暮らしていたことはフリーフォーマットの「詳細を記した動機書」と「お相手からの手紙」に書いただけの伝えるべき必要事項ではありません。

フリーフォーマットに書いたことの裏付けまで事細かに請求されるとしたら、日本での同居証明だけでは済まないかもしれない。。。しかも相手は小出しにしていじめてくるからかなりの長期戦になる可能性もある。。。と思いながら、日本で同居していた時の証明書を提出しました。

そこから1週間

ついにビジタービザ取得!

(なんだったんだ後半のいやがらせは!)

ここからは渡仏のためのチケットの確保、PCR検査の予約に入ります。

日本出発72時間前

私は日本からフランスへの入国条件が緩和され、3ヶ月未満のビザなし渡航も可能になる前の渡仏だったので入国規制が厳しかったです。

フランス入国には

(1)国際移動理由証明書(Attestation d’entree sur le territoire metropolitain pour les ressortissants des pays exterieurs a l'espace europeen)

(2)フライト72時間前以内のPCR検査陰性証明書(11歳以上のみ。乗り換えがある場合は最初のフライトの72時間前以内)

(3)7日間の自主隔離及び終了時のPCR検査実施等に関する誓約書(Declaration pour voyageur)

(4)やむを得ない理由を説明できる書類

の4点が必要でした。(現在は(4)は必要ありません)

(1),(3)はサイトからダウンロードして記入するだけなので簡単に用意できます。(4)はビジタービザとフランスの住居証明をもっているので大丈夫。

(2)のPCR検査陰性証明書だけ、どこを探しても英語の陰性証明書発行となると3万円以上するので予約に躊躇しました。フランスでは予約なし・無料でPCR検査できたのに...!これまで無料でできていたものにお金を払いたくない気持ちで、一番安く検査できて英語の陰性証明書も発行してくれるところを探しました。

最安の英語陰性証明書付きPCR検査

2021年3月現在、私が確認した中で英語(併記)の陰性証明書を発行してくれる最安のPCR検査はANAのオンライン唾液採取PCR検査キットです。11,500円。

Zoomを使ってお医者さんに指導を受けながら、唾液を専用の容器に摂取します。家でできます。

摂取した唾液は専用の包装をしてポストに投函する方法だったので、出発の72時間以内に結果がくるかとても不安だったのですが、48時間もたたないうちに検査結果のメールが届き安心しました。陰性証明書もメールに添付されたpdfで送られてきます。

再びフランスへ

入国に必要な全ての書類を揃えたものの、入国条件がころころと変わるフランス。油断はできません。

ビザ申請時に在日フランス大使館で後出し必要書類があったことも考慮し、PACSの証明書、パートナーのパスポートのコピーなども用意して行きましたが登場機会はありませんでした。

シャルルドゴール空港の国境警察のカウンターではレジデンスカードを求められましたが、住所証明(contrat de location)を出し、「なんでフランスに来たの?」という質問には「フランス人とPACSしていてビザも持っているから」と答えたらPACSの確認もビザの確認もせずに入国させてくれました。適当。。

そして無事、フランスの生活に戻れたわけです。

長かった再入国までを振り返ってみると、一番大変だったのはビザが発行されるまで。

大使館は頼むから必要な書類は一度に言ってくれ。そしてメールに返信してくれ。。。

あと、帰国前にビザ申請に必要な書類の原本は準備しとけばよかった。フランスの郵便局は大切な手紙を紛失する可能性が0ではないので、原本の国際間の輸送はかなりリスキーでした。

新型コロナウイルスのように、未来は何が起こるかわかりません。これからも何が起こってもいいように備えておくことが大切だなぁと思いました。

 

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