旅行に行く前に確認!失礼な日本人にならないためのフランスのマナー

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みなさん、ボンジュール!

海外に旅行に行って、現地の人に「失礼!」って思われたら嫌ですよね。

そうならないために海外に行く時は、事前にその国のマナーを勉強していくのがベターです。
日本の文化やマナーを引きずらず、できるだけその国の文化に合わせましょう。

その国をより楽しむためにも、新しい文化、言語、コミュニケーションの方法と習慣についての知識を持っておくことは役に立ちます。心に留めておくべきいくつかのフランスのマナーをまとめたので、旅行に行く際に参考してください!

知っておくべきフランスのマナー

挨拶

まず、お店に入るときや出るときには店員に挨拶をしてください。
日本でスーパーマーケットに入ったときなんかは

いらっしゃいませ〜

。。。。。。。。

こんな感じですよね。
日本ではこれで問題ありませんが、フランスでは大変失礼に当たります。

Bonjourという言葉はフランスの礼儀正しさの要です。
入る時には、Bonjour(ボンジュール)(または午後6時以降にはBonsoir(ボンスワ))、出るときにはAu revoir(オーヴァ)またはMerci(メルシ)などと挨拶しましょう。
必要に応じてMonsieur(ムシュー)またはMadam(マダム)も言います。

Bonjourと言われたらBonjour、Au revoirと言われたらAu revoirと返すだけでもOKなので簡単ですね。でも、自分から笑顔で挨拶した方が好印象であることは間違いありません。

お店以外でフランス人に挨拶するのはちょっと難しいです。
あなたが誰かに会うとき、挨拶のオプションは3つあります。:握手する、または単にBonjourと言う、faire la bise(ビズ(頬にキスする))

長期間フランスに滞在するなら、たぶんビズしなければならないことになるでしょう。
ビズはフランスで友人や家族間の男性と女性、女性どうし、そして時折男性の間で、こんにちはまたはさようならを言うための非常に一般的な挨拶です。

最も一般的な方法は各頬に1つずつ、2つのキスですが、地域によってキスの数が異なります。ビズは通常本当のキスではなく、口が頬に接触せずにキスの音がしているだけの場合が多いです。ビズは愛情、友情、さらには尊敬さえも示すため、フランスの大切な文化のひとつです。

気をつけていただきたいのが、抱擁です。抱擁は一般的ではなく、あまり親しくないフランス人にとっては不快です。

私は顔が近いビズの方が親密な感じがするのですが、フランス人的には相手と触れ合う体の面積が多いハグの方が親密なんだそうです。だから、親しくない人とはしたくないんだとか。

レストランで

パリのレストランはひどい! 食べ物は遅すぎる! スタッフはフレンドリーじゃない! 高い!ということを聞いたことがあるでしょう。

確かに、日本の「お客様第一!安い!速い!うまい!」に比べるとそうかもしれません。なので、時間がないときに絶対にレストランに行ってはいけません

少し悲しいことですが、(パリだけでなく世界中の)レストランでは、本は表紙で判断されることが多く、服装が良いとサービスが少し良くなることがあります。いつもより少し綺麗な格好をしていきましょう。

パリには素敵なレストランがたくさんあります。

レストランでは、とにかく待ちましょう。
注文の時は、店員がメニューを聞きに来るまで待ちましょう。大声を出して呼んではいけません。イライラしてはいけません。通常は、メニュー表を閉じて目を合わせれば来てくれます。

一般的な夕食は2.5〜3時間(3-5コース)かかります。昼食はおよそ1.5時間かかることがあります。料理と料理の間、重要なのは会話、一緒に過ごす時間、お互いの思考の共有です。
フランスで良いサービスを提供することとは、お客さんに一人の時間を与えることとされています。なので、店員はあなたのコップの水が空になっても来てくれません。

お会計の時も、店員を呼んではいけません。待ちましょう。

フランス語が流暢である必要はありませんが、ただ敬意を払ってフレーズブックを取り出すだけでもいいでしょう。試してみてください。何度かつまずいた後、フランス人はあなたを止めて英語で答えるはずです。実は一般的なフランスのレストランのスタッフは英語が話せます。

家に呼ばれた時

家に招待されたら、一般的なフランスのエチケットとしてゲストは贈り物を持って来ることが期待されています。飲み物は必須で、通常はワイン、花、チョコレートなどが多いです。ホストがなにを用意してくれているかわからないので、デザート、チーズなどを持っていく場合は事前に確認して持って行ってください。

集合時間には15分くらい遅れて行きましょう
日本だと待ち合わせで遅刻するのはあまりいいようには捉えられませんね。しかしフランスでは、待ち合わせ時間より前に着いて待っていることはほとんどありません。15分ぐらいの遅刻は当たり前。逆に遅刻していくことが礼儀なのだとか。時間通りに着いては準備を終えてないだろうから、急がせないためにあえて遅刻していくことが気遣いだったりもするのです。

他のゲストで、たった今誰かに会ったばかりの場合はMonsieur(ムシュー) / Madame (マダム)/ Mademoiselle(マドモアゼル)を使用します。

会話する時

・見知らぬ人に話しかける時は、「Excusez-moi」

・誰かにぶつかったら、「Pardon」

・何か欲しい時は「je voudrais」(私は欲しい)を使ってください。「je veux」(ジュ ヴ)(私は欲しい)は少し失礼です。

・お願いする時は「S'il-vous-plait」

その他、これらのことは会話のタブーとされています。

・収入について聞く

・誰かに年齢を尋ねる

・贈与者の前でプレゼントを開く

・言われたことを理解していないとき「quoi?」と聞く(代わりに「comment?」と言いましょう)

会話のポイント

フランスでは考えについて議論したり話し合ったりすることが、生き方のひとつとして考えられています。時事問題、社会と政治のようなトピックについても議論したがります。決断をするのではなく、問題を議論するために話し合うのです。

なので日頃から身の回りのことについて、自分の考えを持ちましょう。そして、自分の考えを豊かにするためにも本を読みましょう。哲学の本がオススメです。

フランス人は彼らの知的能力を証明することが、喜びのように感じます。なので、高級ブランド品を身につけて自分をえらく見せるということはあまり品がないとされています。
内側から磨いたありのままの自分で、楽しい会話ができればいいですね。

まとめ

パリでの滞在はカルチャーショックになる可能性があります。

フランス人は見知らぬ人に笑わないので、失礼、傲慢と見なされるのかもしれません。陽気に振る舞うアメリカ人と違って、典型的なフランス人は、10年間お互いを知っているかのように初めてあなたと話すことはしません。

しかし、一旦フランス人と仲良くなれば、彼らは一生の友達になるでしょう。

大抵の場合は最初に笑顔で「Bonjour!」/「Bonsoir!」と挨拶することから全てうまくいきます。
素敵なフランス旅行を楽しんでください!

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