聞いていたのと違う!フランス(パリ)に来て驚いたこと14選

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みなさん、ボンジュール!

フランスに来て9ヶ月、だいぶこちらの生活にも慣れてきました。

しかし、渡仏したての頃は驚くことばかりだったので、今回は初心を忘れないようにフランスに来て驚いたことをまとめていきます。

エレベーターに閉まるボタンが付いてない

どこにもないんです。「閉まるボタン」が。

中に入って、行きたい階のボタンをおしたらドアが自動で閉まるのをじっと待ちます。最初は、ボタン押したくて、ドアが閉まり始めるまでうずうずしてたのですが、慣れてきてからはなんとも思わなくなりました。

ゴミ箱が多い

道のいたるところにゴミ箱があります。日本でコンビニでちょっとおやつやジュースを買ったあとにずっとゴミを持ち歩くことになるなんてことはしょっちゅうだったので、これは嬉しいです。
でもパリにはコンビニがないので、そもそもそんなにゴミが出ません。私の場合、捨てるものとしたら、買い物の時にもらったレシートくらいです。

乾燥ひどい

特に冬の空気は乾燥しまくってます。こちらで肌に合う保湿クリームを見つけるまでは、粉ふきいいもみたいになって大変でした。喉もやられて、咳が止まらない、語学学校で発言できないなどとても困ってました。

マスクもこちらでは、「重症患者?」みたいに見られるらしいので外ではつけづらいです。

しかし、水回りにかびは生えません!これだけは助かります。

袋をくれない

スーパーで買い物しても、袋はくれません。有料の袋(しっかりした作り)はレジの近くに置いてあるので、忘れても買えば問題ないのですが買い物のときは前もって袋を用意しておく必要があります。

いつでもカバンにエコバックを忍ばせていないと、買い物のたびにでかい袋が家に溜まることになるので注意です。

コンドームのCMが流れてる

フランスのテレビCMでは家族でご飯を食べながらテレビを見る時間でも普通にコンドームのCMが流れています。

なんとなく恥ずかしい気分になるのですが、コンンドームそれ自体は隠す必要がないというフランス人の考えなのでしょうか。

チーズとワインの種類が超多い

一般的なスーパーに並ぶチーズとワインの種類がとても多いです。日本の酒屋さんのワインコーナーくらいズラーっと並んであります。

チーズは日本のコンビニの一辺端から端までチーズで埋め尽くせるほどの種類があります。

選べないほど多いので、おいしいワインを探したいときはvivinoというアプリを使ってます。世界中のワイン好きが5つ星で評価してくれるので、わかりやすく重宝してます。

話しかけられる

私はいかにも何も知らなそうな顔したアジア人の女なのに、結構な頻度で道を聞かれます。来たばかりの頃は、「スリ?騙される?」と警戒していたのですが、観光地でもないところで老若男女問わず声をかけられるので、本当に道を聞きたいのでしょう。

また、満員電車では入り口付近にたつ人から「ここで降りますか?」などと声をかけられ、道を開いてくれるなんてこともありました。

電話番号を聞いてくるあきらなナンパもあります。

夏の日が長い

フランスの夏の夜は、22時頃まで明るい日が続きます。7月14日のQuatorze Juillet(パリ祭)にはパリの至る所で花火が上がりますが、暗くなるのが遅いため、打ち上げるのは夜の11時~12時頃です。

逆に冬は夜がとても長く、朝7時に起きてカーテンを開けても外は真っ暗です。8時頃からようやく明るくなり始めますが、暗くなるのも早いです。

トイレがない

公衆トイレはあることはありますが、数が少なくて汚いです。駅にトイレがあるところもありますが、有料です。外出前には必ずトイレをすませ、外では利尿作用のあるビールやお茶などはあまり飲まないようにしましょう。

もよおしているのにトイレを見つけられなかったら地獄です。本当です。

パリの公衆トイレマップを載せておきます。たくさんあるように見えますが、実際にはなかなか見つかりません。

Free public toilets icon:無料トイレ    Paid public toilets icon:有料トイレ

 

聞いていたほど犬のフンはない

よく、「パリは犬のフンだらけで汚い」ということを渡仏前には聞きましたが、そんなことないです。確かにたまにフンはありますが、よければいいだけのこと。注意深く足元を見ないと歩けないというほどではありません。

車道の両端に水の流れる設備を設け、掃き取れないごみを洗い流す方法で犬のフンやタバコの吸い殻などは掃除しているようです。ちなみに、犬のフンを放置した場合は罰金457ユーロが課せられます。

「パリが汚い」というのは、犬のフンのせいというよりホームレスの影響が大きいのでは。彼らはそこら中に家を作ってその周りで放尿するので、ひどい悪臭もします。

地下鉄のアナウンスがおもしろい

スリの多い地下鉄のアナウンスでは、運転手さんが乗客に向かって
「ただいま、スリ集団が1号車に乗ってきました。黒い服を着ています。彼らはこの電車で仕事するんです。乗客の皆さんは手荷物に十分お気をつけください!」
「今、スリ集団が1号車から降りて行きました。また乗ってきたら気をつけて下さい!」
などと、実況中継を交えながらスリへの注意を促してくれます。よく見る顔のジプシーだから覚えてしまったのでしょう。

駅のホームでは「〇〇さんが今日で退職です!今日までお疲れ様でした。みなさん、〇〇さんに拍手!」といった、私たちに全く関係ないハッピーなこともアナウンスしてくれます。

聞いていたほどお湯の出は悪くない

フランスに行く前に調べた情報によると、突然シャワーのお湯が出なくなることがよくあるらしいのですが、3つの家に住んできて一度もお湯が突然出なくなることはありませんでした。

日本よりは頻度は高いかもしれませんが、よくあることでもなさそうです。

ベビーカー持ってあげる人が多い

駅の階段を降りよう、登ろうとしているお母さんを手伝ってベビーカーを運んでくれる親切な人がとても多いです!エスカレーター、エレベーターがない駅も多いですが、今までお母さんが一人で大変そうにベビーカーを運んでいる姿をパリでは一度も見たことがありません。

これが普通なのか、私もベビーカーを持つお母さんに声をかけられて一緒に階段を登った経験があります。パリの人を見習って、今度は自分から声をかけられるようになりたいですね。

ベビーカーだけでなく、キャリーバッグを運ぶのも手伝ってくれます。

化粧水はない

化粧水を使うという習慣がないフランスでは化粧水自体が一般の薬局には売っていません。あっても日本の”保湿用”化粧水とは違うんです。フランス化粧水の商品表示にはdemaquillant(化粧落とし)、nettoyant(洗浄)、purifier(浄化)などの単語が並んでおり、保湿するための化粧水ではなく、きれいに化粧を落とすための化粧水なんです。

そんなことはしたくなかったので、なんとか保湿用の化粧水を探し見つかったのが無印良品(MUJI)でした。日本で買うと1000円もしないような化粧水が45ユーロもしましたが、背に腹はかえられぬ。購入し大切に使っています。

最近は、フランス式のシンプルスキンケア(洗顔後クリームひとつ)にも慣れてきて、化粧水を探し回らなくてもよくなりました。

 

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