みなさん、ボンジュール!
クリスマスが終わったばかりの先日、パリにある人気観光スポット、グレヴァン蝋人形館(Musée Grévin)に行ってきました!
フランスの有名人とか知らないし全く興味がなかったのに、入ってみたら一緒に写真を撮りまくって超楽しめました。
パリのグレヴァン蝋人形館(Musée Grévin)はヨーロッパで最も古い蝋人形館の一つです。
1882年にオープンしたこの施設には、毎年70万人以上が訪れます。
入って最初に見せられるのは鏡のホールのアトラクションです。ここは1900年の万国博覧会のために建てられました。正直ここでは特に感動することはないのですが、その次の部屋から始まるたくさんの蝋人形はみんな個性がよく出てておもしろいんです。
愉快な蝋人形たち
2019年にリニューアルされたという館内には昔の人、フランス人だけでなく、国際的で最近の若い人、さらには架空の人物までいました。
写真はMusée Grévinのofficial instagram から。私が撮ったものは使えないものばっかりだったので。。
おしりとかそんなんばっかり撮ってた
蝋人形で再現された約450人の有名なキャラクターの中には、シャルルマーニュからナポレオン3世までのフランスの歴史のパノラマ、フランス革命の血まみれのシーン、19世紀後半および初期のオリジナルの蝋人形もあります。最近になって作られた蝋人形と初期のものを比べると、蝋人形作りの技術が進化していることを感じるはず。
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L’histoire de France est à Grévin Quelle est votre période préférée ? 📸 @jell_ink
1889年に作成されたジャン=ポール・マラットを殺害したシャーロット・コーデイの展示には、実際に使用されたナイフと浴槽が使われています。
歴史上の人物だけでなく、現代の映画スター、アスリート、また、アルバート・アインシュタイン、マハトマ・ガンジー、シャー・ルク・カーン、パブロ・ピカソ、マイケル・ジャクソン、ジョセフィン・ベイカー、教皇ヨハネ・パウロ2世などの国際的に有名な人物も登場します。
クリスマスということでサンタさんもいました。
オバマさんもクリスマスっぽい服を着てました。
館内にはいたるところに思わず写真を撮りたくなるようなセットが設けられており 、時間を忘れて楽しめます。所要時間は1時間半〜2時間を見ておくといいでしょう。
蝋人形館には、新しい蝋のキャラクターが定期的に追加されています。最近のポップカルチャー界のスターやアニメのキャラクターもほぼ毎月追加されているので、家族づれでも楽しめます。
お客さんも蝋人形もインターナショナルで、フランス以外の国から来た人もたくさんいました。
蝋人形の中に日本人の有名人はいませんでしたが、誰かわからないお相撲さんはいました。おしりの写真の正体です。
蝋人形の作り方
グレヴァン蝋人形館にある蝋人形をつくるには、膨大な量の作業が必要です。
プロセスは以下の通りです。
- 最初にモデルとなる人の正確な髪の毛、目、肌の色などの、250種類を超える測定が行われます。
- 次に、測定値が正確であることを確認しながらフィギュアを粘土で彫刻していきます。
- 次に、成形プロセスです。蝋人形は約170時間かけてワックスで鋳造されます。
- 髪の挿入は次です。一本一本丁寧に挿入されます。このプロセスは完了するまでに約6週間かかります。
- その後、オイルペイントを使用して肌の色合いを模倣します。
- 皮膚が完成したら、目と歯を挿入します。目は被験者の目の色に正確に一致し、アクリル樹脂で作られます。歯はモデルから取った型から設計されます。
- 最後に服を着せて完成です。一般的にモデルは蝋人形が身に着ける服を寄付します。
ここまでの作業で半年ほどかかるんだそうです。
グレヴァン蝋人形館(Musée Grévin)の情報
公式ページ:https://www.grevin-paris.com/en
チケット:公式ページから!
アドレス:10 Boulevard Montmartre, 75009 Paris
tel : 33 (0)1 47 70 85 05
営業時間:月曜日~土曜日 9:00~12:30 13:30~17:00