みなさん、ボンジュール!
カルロス・ゴーンさんが日本から逃亡したというニュースはフランスでも年明けの話題でした。今回は大きな楽器入れに身を隠しプライエートジェットを使ってレバノンに逃げたというゴーンさんについて、同じフランス国民としてフランス人はどう思っているのか調査しました。
ゴーンさんて何したの?
最初におさらいです。
- 2018年11月19日:カルロス・ゴーンが日本で年間10億円の報酬を有価証券報告書に記載していなかったという金融商品取引法違反で逮捕、起訴。
- 2019年4月25日:裁判官は、計15億円で自宅軟禁中のカルロス・ゴーンの保釈を承認。
- 2019年12月30日:プライベートジェットでベイルート(レバノン)に到着。
ルノー・ニッサンの元CEOであるカルロス・ゴーンさんは、2020年に予定されている裁判があるにも関わらず、4月25日以降自宅軟禁のまま日本で2019年を終えることはありませんでした。
「私は今レバノンにいます。もはや、偏った日本の司法制度の人質ではない」と彼は述べています。「私は正義から逃げたのではなく、不正と政治的迫害から逃れたのです。最終的にメディアと自由にコミュニケーションできるようになりました。」と彼は付け加えました。
フランス当局は何も知らないと言う
今のところベイルートでは、レバノン外交は、カルロス・ゴーンが30日の夜明けに「合法的に」入国したと述べています。
別のレバノン当局者は、「彼が日本を去った方法は不明である」と付け加えました。
さらに、フランスのアニエス・パニエ=リュナシェ経済副大臣は31日、ゴーン氏が日本からレバノンに逃亡したというニュースについては「メディアを通して知った」とし、「大変驚いている」と話しています。
パニエ=リュナシェ氏はまた仏Interラジオでゴーン氏について話し、「何人も法の下では平等」としたうえで、「フランス国民としてフランス領事の支援を受けることはできる。ゴーンさんがフランスに戻って来たとしても、フランス政府は日本に彼を引き渡すことはない。なぜなら、彼はフランス国民だからである」と言いました。
日本でも「驚いたよ。」とカルロス・ゴーンの弁護士である広中順一郎は反応し、ゴーンさんからは直接連絡を受けず、「テレビで」彼の脱出を知ったと言いました。
フランス人の反応
ゴーンさんのレバノン逃亡を知ったフランス人の反応です。
彼を支援する声が多いようですが、彼は多くの経済的横領の疑いがあることを忘れないでください。普通の市民と同様に、会社のトップや政治家も法律を遵守しなければならず、それを怠ったとしたら同様に裁かれるべきです。
ああ、お金持ちで立派なこの男が私たちに税金を払わなくなったのは残念です。
金があればなんでも解決できるんだなぁ
驚くべきことは、なぜ彼は多くのサポートを持ち、巨額の所得を隠していたのに早期退職しなかったのかということです。
腐敗はフランスの大きな惨劇です。
日本の司法制度、拘束条件の問題が彼を自発的に国外に行かせたんだ。
ゴーン氏に対して政治的迫害を加えた日本人は、国際法と人権を軽視するサディストまたは拷問者です!今年、オリンピックを開催する国としてより良い選択することを望んでいます。彼らがしたことは、すべての文明国の助言に反している不名誉な行為です。
コカインがフランスに到着したように、彼は誰も知らない間にベイルートに到着した。
彼の責任や過失が何であれ、この司法的に古い日本から逃げるのが正しかったと思う!おめでとうございます!