フランス語学習におすすめの映画10選【勉強法もあわせて解説】

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みなさん、ボンジュール!

フランス語を勉強するにあたって、映画はとても参考になります。

今回は、どのように映画を使ってフランス語の勉強をするのかをまとめました。同時にフランス語勉強に最適な10本のおすすめ映画もご紹介します。

なぜ、フランス語学習に映画がおすすめなのか?

理由①:雑音が混じっているため

フランス語のリスニング教材では基本的に雑音はありません。

しかし、現実世界で雑音がない状況はありえません。また、普通のフランス人は教材のようにはっきり話してくれません。リエゾンしまくって知ってる単語なのに全然違うように聞こえることもしばしば。映画を使うことにより『より実践に近いフランス語』を学ぶことができます。

アニメ映画は(特にディズニーは)はっきり発音するのでとても聞き取りやすいです。まだ聞き取り能力が低い人はアニメから始めてみたらいいと思います。

理由②:スラングが学べるため

フランス語学習教材では、ネイティブが日常的につかう『決まった言い回し』や『スラング』を学ぶことが難しいです。そこで、映画をみることにより『よりリアルなフランス語』を学ぶことができます。

※本当に失礼なスラングもあるので、使っていい場面を見極めましょう。(できれば聞き取って理解するだけで使わないようにした方が安全です)

映画を使ったフランス語学習方法を解説します

以下、手順①〜③にまとめました。

手順①:フランス語音声+フランス語字幕でみる

その際に、わからない表現、単語があれば一時停止してその都度調べます。文脈から推測できる場合は調べなくてもokです。

手順②:フランス語音声+フランス語字幕でみつつ、気に入った表現をメモする

「この表現は使える!!」と思ったらすべてメモりましょう。私の場合は2時間の映画で20個ほどのフレーズをメモっていました。

この手順①〜②を一つの映画でわからない単語がなくなって、映画のストーリーを全て把握するまで何回か繰り返します。

手順③:メモした文をひたすら音読

毎日毎日、音読します。メモを見なくても1文言えるようになりましょう。もし海外にいるのであれば、メモの表現を実際に使ってみましょう。

感覚ベースですが、実践で1回使うことは、音読の1ヶ月分くらいの学習効果(忘れにくさ)があると思います。「やった!あのフレーズ言えた!」という喜びから忘れにくさにつながります。

難易度別:おすすめの映画10選まとめ

過去にみてきた映画のなかから、難易度別におすすめ映画をご紹介します。

尚、記事内では映画の個別リンクを紹介していますが、月額500円でAmazonプライムに加入したほうがお得だと思います。Amazonプライムは初月無料で、英語、フランス語の映画も数多くあるので勉強のためにも入ってみてはいかがでしょうか?

プチニコラ(原題:Le Petit Nicolas)

(難易度:★☆☆☆☆)

フランスで長年愛読され続けている国民的人気絵本『プチ・ニコラ』が原作の映画です。かわいい主人公の男の子が繰り広げるストーリーは単純に笑 えて、そしてわかりやすいので理解しやすいでしょう。話されるフランス語は子供レベルです。

コーラス(原題:Les Choristes )

(難易度:★☆☆☆☆)

子供が主体なので、話す言葉も単純で、ゆっくりです。初心者にはぴったりの映画です。澄んだ歌声も聞きどころ。

ぼくの好きな先生(原題:Etre et Avoir)

(難易度:★☆☆☆☆)

主役の子供が話す言葉は内容が簡単で理解しやすいです。ドキュメンタリー映画であるため、本当に自然なフランス語を勉強できます。

夜のとばりの物語(原題:Les Contes de la nuit)

(難易度:★☆☆☆☆)

影絵でできているすごく綺麗な映画です。フランス人のミッシェル・オスロ監督による短編の物語の集まりなので、ストーリーも追いやすく、おすすめです。

アメリ(原題: Le Fabuleux Destin d’Amélie Poulain)

(難易度:★★☆☆☆)

登場人物が多いことと、妄想シーンが多いこと、場面展開も早いことから初心者が最初から内容を理解するのは難しいと感じました。でも何度見ても飽きない映画なので楽しみながらフランス語を学習できます。

タイピスト! (原題:Populaire)

(難易度:★★☆☆☆)

フランス映画というよりは1950年代のアメリカのホームドラマのように軽快なリズムで展開していくストーリーなので、ほのぼのとしてリラックスして見ることができます。話されるフランス語も覚えておけば役に立つものばかりです。

最強のふたり(原題:Intouchables)

(難易度:★★★☆☆)

体の不自由なおじいちゃんを介護するスラム街出身の黒人青年の二人による、笑いあり涙ありの実話を基にした映画です。黒人青年によるスラングを学べますが、使わない方が身のためです。

大統領の料理人(原題:Les Saveurs du palais)

(難易度:★★★☆☆)

料理にまつわる言葉は日本語で説明しづらいものが多いフランス語です。しかも早口で聞きなれない料理用語がたくさん出てくるため、最初は聞き取るのは難しいです。しかし、内容はシンプルな為、2回目以降はスラスラと内容が入ってくるでしょう。

シェフ!〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜 (原題:Comme un chef)

(難易度:★★★☆☆)

フランス料理と一流の三ツ星レストラン、そこで働くシェフたちを題材とした、2012年公開のフランスのコメディ映画です。私はレストランでアルバイトをしているので、そこで使われるフランス語は馴染みのあるものが多く、聞き取りやすかったです。

シュティの地へようこそ(原題:bienvenus chez les ch’tis 日本未公開)

(難易度:★★★★☆)

フランスでの興行収入が一位の人気映画です。ここで話されるフランス語は北フランスの訛りが強く大変聞き取りづらいですが、標準のフランス語になれてきた頃に方言について勉強するのもいいでしょう。

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